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スポーツ障害

スポーツ障害

1.障害の治療

障害の治療は、ただ安静にしていたり、ただ痛みが出ている部分だけを治療したりしても治りません。

そういう治療しかやっていないと、お医者さんに言われた通り休んでいたあと練習を再開すると必ず痛みが再発し結局どうしていいか分からなくなります。

必ず痛みや障害が起きるということには原因があります。例えば膝痛の場合だと太ももの筋肉だったり、足底の痛みだったら、膝から下の筋肉や筋膜の障害だったりしますから、まずはそこを治さないと痛みの出ているところだけシップをしたり電気治療をして、痛みが取れたからといって治療を再開しても原因が治っていないので痛みが必ず繰り返してきます。今までにそういう経験はありませんでしたか?

鍼灸治療は意外に思われるかもしれませんが、打撲や捻挫など急性の炎症性疾患にも即効性があります。

鍼灸治療では患部の治療と本質の治療を同時にやっていきます。腫れがある部位の周囲を施術して腫れを起こしている起炎物質(炎症を起こす壊れた細胞から出る化学物質)を周りに逃がしてやるとイメージされやすいと思いますが、シップや投薬よりも早く腫れが引きます。

​腫れるということは血液が血管が収縮してせき止められて血がたまってる状態で、本来血管の中を流れているものが外に染み出た状態です、ですからせき止めている血管を広げてあげれば血流が回復し腫れが引くということです。

 薬に頼らなくても効果がある鍼治療はとても優れた現代病にあった治療法と言えます。

痛み止めも最初の段階では必要ですが、いつまでも頼っていると胃腸障害など必ず副作用があります。

 スポーツ障害全般にわたって治療を行っておりますが、例えば捻挫後何ヶ月か経過するが回復が思わしくないと治療に見えられる方がいらっしゃいます。こういう関節包、靭帯、などをいためていらっしゃる方には鍼もいいですがお灸もかなりの効果があります。

お灸と言えば年配者のイメージがあるかと思いますが、捻挫などの傷害には即効性があり、かなり有効というか、私は最適だと思います。一度体験されると世界観が変わると思いますし、早くすればよかったと必ず思うと思います。

​​中学生や高校生も治療します、ただ安静にしていた為に関節の可動域が減少したり、肉離れなどを起こした後筋肉が繊維化したりしてトレーニングを開始したら痛くてできなくなっていたり、また別の場所を肉離れを起こしたり、治療の機会を逃さないように治らない事をだらだらやるより障害が慢性化したりしないように早く鍼灸治療しましょう。

打撲などや捻挫などで、痛めた場所の周りにお灸をすると腫れや内出血、痛みが早く引きます。これは患部を温めているのではなく、血管が収縮して充血し腫れを起こしている周りの血管を拡張させて腫れを引かせているためです。シップするよりも早く引きます。

​ゴルフでひじや肩を痛めたという方も来られますし、早ければ1~4回ぐらいの治療で治ります。

いろんな治療をやってみたが、なかなか治らないという方は是非いらしてください。

痛みもなく、きっともっと早く来ればよかったと必ず思われるはずです。

 ですから、たくさんの怪我を経験してきた私ですから、少しは競技者や怪我をしている方の気持ちがわかると思いますので速めに相談されてください​​。

誤解されていらっしゃる方が多いですが、安静とはただ何もせず寝てろということではありません。痛めたところを休ませろということです。ですから、発熱など全身症状が出ていなければ障害を受けていないところは動かしても構いません、ブログにも載せていますが佐賀大学医学部園畑准教授も、痛めている部位以外を動かすことで様々なスイッチが入り、体が治そうとしますので、動かせるところは積極的に動かすようにしましょうとおっしゃられています様にその方が早く怪我を治すことができます。

 

2.コンディション調整に鍼灸

 

現在当治療院において、施術を受けているアスリートの多くは、

日ごろのハードなトレーニングによって溜まった疲労の回復及び筋肉の張り、しこり、違和感などを

改善する目的として最高のコンディションで試合に臨むために鍼を利用されています。

例えば 硬いしこりが筋肉内にあり、痛み、体が重い、違和感などがあり思う所の実力が発揮できていないと感じる時、そういう場所に鍼を打ってあげると簡単に取れます。

これは軸索反射と言い、鍼刺激によって神経が刺激され、それによって放出された化学物質が

別の血管拡張神経に作用し血管を拡張させ血流を改善し痛みやコリに対して有効に作用すると

言うものです。

簡単に説明すると鍼を刺せば血行が良くなるということです。

こういう鍼の特性を生かして多くの選手は鍼をコンディション調整に利用されています。

 

3障害の予防に鍼灸

日ごろのハードなトレーニングや、競技練習中の怪我、その競技の特性からくる極度の体に対する

負担により引き起こされる椎間板ヘルニアや、靭帯損傷、骨折経験ありなどの選手の方が体の違和感

張りなどを感じ症状がひどくなる前に予防として鍼を利用される方も多くいらっしゃいます。

傷害を防ぐ為には、十分なウォーミングアップはもちろんですが

クールダウンも十分に行ってください。トレーニングも大事ですが体の十分な手入れこそが

ケガの予防競技力の向上、強くなる基本です。 体に、痛み、張り、思ったような動きが出ない等、

異変を感じたら早め早めの治療を進めます。

特に高校、大学生などの若い選手は、若い故に障害が出てもそのうち治るだろうと我慢したりして結果、肘肩を壊して競技を断念したというような取り返しがつかない事がないように、

日々のケアーは必ず行ってください。

微力ですが力になります。

 

トレーニングの流れ

ウォーミングアップ⇒ストレッチ ⇒競技に応じたウォーミングアップ⇒競技⇒競技に応じたクールダウン⇒ ストレッチ⇒アイシング ⇒疲労がたまってきたらはり治療

 

スポーツ障害
​ちなみにもぐさってこんなものです

【スポーツ障害】とは文字通りスポーツをやっていく上で、怪我や肉体的な疲労、やる気が起きないとかの精神面での疲労など、スポーツに関して起こるすべての障害の事を言います。

【スポーツ鍼灸】とは、スポーツ障害の予防・治療、スポーツ選手やスポーツを愛好する人たちの健康管理、パフォーマンス向上を専門とする鍼灸治療をいいます。

現在多くの鍼灸師が、スポーツ障害の予防や治療に携わるようになり、最近ではプロ野球やJリーグ、社会人の各種目のトレーナーとして鍼灸師が活躍しています。

私も現役の選手だった頃、鍼灸と出会えたことがここまで長く選手生活を送ることができた大きな要因だと思います。

はりの力はすごいです。はり治療をやってよかったなと必ず思うはずです。

スポーツ障害に悩まれている方、競技能力を高めたい方、健康づくりのためスポーツをはじめられた方、またこれからはじめようと思うが何からやったらいいのか、何でもいいです是非一度ご相談ください、微力ですが力になります。中学生や高校生、一般のスポーツ愛好家、ゴルフ、陸上競技やバスケット、卓球水泳などいろんな競技、小中学生の選手から一般の方まで治療に見えられます。障害を長引かせずに直らない治療をだらだらやらず、早く治して競技に一日でも早く復帰し、慢性化しないようにしましょう。強い選手ほどトレーニングも工夫をしていますが、同時に体のメンテナンスも同じようにやっています。

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