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35週未満の逆子改善データ
当治療院での35週以前の改善率データ
熊本市で逆子の鍼灸治療
35週以上の逆子改善データ
当治療院での35週以降の改善率データ

逆子不妊つわり生理痛などの婦人科系疾患は鍼灸が最も得意とするところです。

ほとんどの方が、はり灸で逆子の治療ができるということを知られないと思いますので、この機会にぜひ、

はり灸の逆子治療というものを知ってください。

​逆子の鍼灸治療の考え方を説明しますと、病院での治療のように、赤ちゃんが逆さを向いているのであれば、寝る体位を変えたり、体操をやったり、手技で矯正したりして本来の向きに戻すといった、赤ちゃんに主体を置いて物理的刺激を与えて赤ちゃんの体位を強制的に矯正するという治療方針ですが、鍼灸の場合それとは真逆の考え方で、赤ちゃんが逆子になっているという原因は、そこが居心地がいいからで、母体の方の環境を良くしてあげて、赤ちゃんが自然に正常な位置になるように、原因を取り除いて、環境を良くしてあげるという、逆子になる本質に治療の主眼を置いた昔ながらの治療法なんです。

​​病院によっては逆子治療に使う(三陰交、至陰)といったツボを指圧する方法も指導されるところもあると聞きますが、お医者さんや助産師さんが言われるようにご自分で指圧をされてみられるのも悪くはないのでやられてもいいです。

ですが、鍼灸刺激と指圧による刺激は伝わる神経の種類も作用機序も違います。よって指圧でツボをただ刺激したからといって逆子の矯正に効果があるかどうかは不明です。

鍼灸治療は、ツボ(経穴)に対して鍼灸で刺激を与えると反応が起きます。

 

その反応は

  1.  鍼灸刺激部位の反応(血管が広がって血流が良くなったり温熱刺激でたんぱく質の変性が起こる反応)​ 例えば熱を加えると卵の白身が白くなるようなこと       

  2.  離れたところに起こる反応(子宮筋が柔らかくなる​など)

  3.  全身に起こる反応(体があったかくなる​など)​  

 

それと、市販のお灸(せんねん灸など)も悪くはありませんが、もぐさによるお灸と違い、温かい刺激はありますが、一瞬のチカッとした熱痛刺激がないため局所のたんぱく質の変性などが起きないことで、施術所で行う灸治療と比べると不十分です。実際ネットでツボの位置を調べて自分で灸をしてみたけど、変化がなかったので治療に来られた妊婦さんが胎動が全然違うと言われてました。

逆子の鍼灸治療は、お母さんの状態にもよりますが、妊娠30週前後で、ほとんどの妊婦さんで骨盤位の改善が見込まれます。

改善率は2週間で約90%近くになるデータ報告もあります。(明治鍼灸大学臨床医学教室全日本鍼灸学会学術大会に於いて)実際妊娠30週前後で始められると、ほとんどのお母さん方が逆子が直られます。

病院からは今は逆子だけど、心配しなくても逆子体操などで直りますからと言われて、34週ぐらいになってしまい、そろそろ帝王切開の予約をしましょうかと言われて、慌てて治療に来られるお母さんたちが非常に多いようです。赤ちゃんは驚くほど日に日に大きくなりますので、逆子と言われたらすぐにでも逆子の鍼灸治療を始められてください。出産まで限られた時間しかありませんので、もう少し様子を見てとか考えず、やれることは早くから試してみないと、ただ待ってても何も良い事はなく、ただいたずらに時間だけが経過してしまうだけです。

32週から34週ぐらいで治療を始められるお母さん方が一番多いですが、本当は30週前後で始めていただきたいのですが、36週以降でも直ったという論文報告もありますし、実際、当治療院でも37週の検診で直っていたというお母さんもいらっしゃいますので、あきらめずに治療をされる価値は十分あると思いますが、お腹が大きくなるにしたがい、やはり返りにくくなりますので、逆子だとわかったら、御自分で矯正する逆子体操だけでは十分じゃありません。1日でも早く治療を始めることに越したことはありません。

はり灸という,薬物投与や無理な矯正などをせずに治る方法があるわけですから、時期を逃さぬように、もうちょっと早く来ればよかったと後悔しないように、できるだけ早く鍼灸治療をされることをお進めします。

今は破水の危険性があると37週をめどに帝王切開をされる病院が多いと聞きますが、予定日まで待っていただけるならばもっと改善率はよくなると思います。

治療の内容ですが、ご心配されなくてもいいです。施術箇所も主に足だけですし、鍼灸を併用して施術していきます。治療間隔も一週間に2~3回ぐらいでいいです。

初めてのお母さんたちから、「鍼は痛いですか?、お灸は熱いですか?」と、よく聞かれますが、

鍼は細い鍼ですから注射みたいな痛みもなく、ほとんど無痛で刺入できますし、主に2か所のツボに左右計4か所に1回刺すだけで何度も刺すものでもなく、温灸と併用しますからポカポカして眠たくなるし、

お灸も一瞬チカッとする程度で”あっ”と思ったらもう終わってますので、我慢しなければならないものじゃありません。

ほとんどのお母さんの感想が「こんなものですか、もっと痛いものかと思いました」と、おっしゃるぐらい

無痛です。

多くのお母さん達が鍼灸治療の経験が初めてだと思いますので、怖いとか不安に思う事とか何でも遠慮なさらずに聞いてください。

何度も申し上げますが、逆子になる理由の一つに赤ちゃんがそこにいるのが居心地がいいからです。

ですからお母さんのお腹の中の環境を良くしないと、逆子体操や矯正をやって治ったとしてもまた元に戻ってしまいます。

誤解されている方が多いと思いますが、逆子の鍼灸治療というのは、鍼やお灸の刺激で、赤ちゃんの方を無理に動かして矯正するものでは全くなく、お母さんの方の血行を良くし子宮筋の緊張を取り、赤ちゃんが自然と動きやすい環境を作ってあげるということです。

逆子の鍼灸治療は、病院で行う逆子体操や、外回転術といったどちらかと言ったら赤ちゃんに主眼を置いた治療法じゃなく、母体の方から赤ちゃんの環境を良くしようとするものですから、赤ちゃんには全く影響しませんし副作用の報告もありません。

お腹が張りやすいといったお母さんにもいい治療法です。すべてのお母さん方が気持ちよさを体験されています。ほとんどのお母さんたちが施術中からみなさん赤ちゃんが良く動くとびっくりされて、帰るときにはニコニコされてよく動いたとおっしゃいますので、実際に逆子が治るんじゃないかと実感され期待を持ちながら治療ができ、その事が精神的な面でも体の緊張をとることができ、ツボ刺激で子宮筋の緊張をとって精神的な面と、ツボ刺激の両面から相互的に治療ができるところが”はりきゅう”のいいところだと思います。

特に、治療中もですが治療後夜間安静時によく動くようになったと言われるお母さん方が多いですね。

実際逆子が直られたお母さんに聞くと、夜間にぐるっと動いたときに返ったような感じがしたと言われます。すべてのお母さんたちに共通することですが、治療中に今まで以上に胎動が増したと言われます。

逆子体操では味わえない感動を味わってください。とても幸せな気分になりますよ。

薬も使わず逆子が治るんですから良いと思いませんか? こういう治療が今始まった流行じゃなく、

何千年も大昔から続いてるんですから昔の人は偉いですよね。

当治療院では、「啓迪集」、「類経図翼」、「和漢三才図会」など古典に記載されている

昔からある治療法で施術していきます。

逆子だと妊娠週が進むにつれお腹が張ってくることがありますが、 逆子のお灸は安産のお灸でもあり、

お腹の張りにも有効で、切迫早産で薬物ウテメリン(交感神経β2受容体刺激剤)での管理でも変化が見られなかった妊婦に対して鍼灸療法を行ったところ早産することなく正期産まで誘導できたとし、施鍼灸によって切迫早産の管理が維持できたのではないかとする論文報告もあります。

ですから、逆子が治った後も10か月に入るまで鍼灸治療をされるお母さん方も多いです。

10か月に入られた方も諦めずに治療して見られたらどうでしょう?切った後の問題もありますし、副作用もなく、お灸と鍼だけでお腹を切らずに逆子が治るならば、手術に踏み切る前にご検討される価値は十分あると思います。

何度も申しますが、お腹が大きくなる前に鍼灸治療を始められて下さい。お腹が大きくなるにつれ返りにくくなりますので、もっと早くに鍼灸治療を始めてればよかったと後悔しないように、時期を逃さないように早めに鍼灸治療を始められて下さい。殆ど逆子体操などで返らなかった中での約8割の方が返られていますので、最初から鍼灸で治療したならばもっといい改善率になると思われます。

不安や疑問に思う事、気になる事、何でも御遠慮なさらずお電話やメールでお問い合わせて下さい。ご納得いただくように、できるだけわかりやすくご説明いたします。治療中でも御遠慮なさらず聞いてください。

最近は、お医者さんの中にも、妊婦さんに鍼灸という治療法があると助言を下さる東洋医学にご理解があるお医者様が多いとも聞きます。

​健康な赤ちゃんが産まれるように願っています。

​ご不明な点等ございましたら何でもご遠慮なくお問合せ下さい。

遠方からも治療においでになります。

​熊本市以外の方もどうぞご遠慮なくおいでください。

​お待ちしています。

治療費は1回3,500円です。10,000円で4回の回数券(1回当たりだと2,500円期限なし使い方自由)も使えます。

*鍼灸治療による逆子治療の改善機序

*骨盤位(逆子)に対する鍼灸療法の作用機序 (明治鍼灸大学臨床鍼灸医学教室の論文を一部抜粋) 鍼灸療法でなぜ骨盤位が矯正されるのか、その作用機序については今のところ不明である。しかし治療中あるいは治療後に下肢全体の皮膚温が上昇することから、循環改善作用が骨盤内血行動態にも影響を及ぼし、子宮、骨盤循環の変動をもたらしたとし、このことにより子宮筋緊張状態の微妙な変化や胎動の亢進が胎児の回転を促進したのではないかと考察している。 妊婦の多くは治療中に身体が温まる感じを受けたといい、しかも施灸前よりは子宮緊張の自覚症状が軽減したとし、このことから灸療法による胎児矯正の機序として子宮緊張を緩和することによって胎動が増加し、正常胎位へと矯正を促したのではないかと考察している。

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